こんにちは。共働き希望の方専門の結婚相談所 婚活サロンエンエルアのさくまなおみです。
みなさんは「ハリネズミのジレンマ」（「ヤマアラシのジレンマ」と呼ぶ事もある）という言葉をご存知ですか？
ドイツの哲学者ショーペンハウエルは人間関係における矛盾や葛藤について「ヤマアラシのジレンマ」という寓話を作って説明をしました。
ヤマアラシもハリネズミも体に針の毛を持つ生き物です。生物学状は異なる生き物ですが、同じ特徴を持つためヤマアラシのジレンマともハリネズミのジレンマとも呼ばれています。
どんなストーリーかというと、
「ある冬の寒い日、ヤマアラシは暖まろうと思い、もう一匹のヤマアラシに近づきました。しかし、お互いに近づくと、お互いの体の針が刺さるので、思わず離れてしまいました。けれども、やはり寒いからともう一度近づいてみると、またお互いの針が体に刺さります。それを何度も繰り返しているうちに、お互いにとってちょうどよい距離（体に針は刺さらないが、暖かい距離）を見つけることができました。」
というものです。
人間同士がお互いに親しくなるためには相手に近づくことは避けられませんよね。
単なる友達、同僚ではなく、婚活においては生涯を共にする「結婚相手」を探すので、絶対に必要なことです。
「相手に嫌われたらどうしよう…」という怖さから本音で話すことを避けたり、「こんなことを言ったら相手を傷つけてしまうかも」と顔色を伺って踏み込むことを恐れてしまっていては、ずっと２人の距離は縮まらないままです。
深い関係を築いていくためには、時にはお互いに痛い思いをする事もあっても、お互いに勇気を持って相手に近づかなくてはなりません。
自分が傷ついたり、相手を傷つけるのを恐れすぎずに、思い切って相手に近づいてみる、そうすることで関係が深まり、自分にとっての生涯のパートナーを見つけることに繋がるのです。
