令和時代に女性が結婚相手に求める「3生」「YSK」とは?理想の男性像の変遷〜昭和・平成・令和の時代別で解説〜

令和の婚活女性が男性に求める
「3生」「YSK」とは?

こんにちは。共働き希望の方専門の結婚相談所 婚活サロンエンエルアのさくまなおみです。
時代が変わるとともに、女性が男性に求める理想像も変化してきました。ここでは、昭和、平成、令和の3つの時代を通じて、その特徴を見ていきます。

目次

【昭和時代】〜安定性と責任感〜

昭和時代の夫婦

昭和時代の女性が理想とした男性像は、主に「安定性」と「責任感」が重視されていました。

安定した収入と職業

高度経済成長期では、経済的な豊かさが重視されるようになり、公務員や大企業の社員が特に人気を集めました。
「3高」(高身長・高収入・高学歴)という言葉が生まれたのも、この時代の後期です。

家族の大黒柱

家父長制の影響が強かったため、男性には一家を支える責任感が求められました。
専業主婦として家庭を守る妻と、外で働く夫という役割分担が一般的でした。

堅実で真面目

堅実で真面目な性格が理想とされていました。

【平成時代】〜現実的で実用性あり〜

平成時代の夫婦

バブル経済の崩壊によって、平成時代の女性が求める男性像は大きく変化しました。

“普通”の男性

「3平」(平均的な収入・平均的な外見・平穏な性格)という言葉が登場し、高望みをしてハイスペックを掲げるのではなく、現実的で安心感を与える男性が理想とされました。しかしながら、女性が考える”普通”の年収と実際の男性の平均年収額には100〜200万円ほどの乖離がありました。

負担の少ない関係構築

「4低」(低姿勢・低依存・低リスク・低燃費)という傾向も見られ、女性にとって負担の少ない関係を築ける男性が求められるようになりました。
女性に対して威圧的な態度を取らない「低姿勢」、家事・育児を分担し妻に依存しない「低依存」、リストラに遭うリスクが少ない安定した仕事に就いている「低リスク」、無駄な浪費をしない「低燃費」な男性が求められました。

【令和時代】〜真の強さと人柄の良さ〜

令和時代の夫婦

令和時代は、男性に求める理想像もさらに変化してきています。家事育児を両立しながら働く、自立している女性が増えたことで、男性側にも経済的・精神的・身体的に強く自立できていることや、対等なパートナーシップを築ける人間性が求められるようになってきました。

本当の意味で「強い男」

「3生」という言葉が登場し、生活力、生存力、生産力が高い男性のことを指しています。共に生きていく生涯のパートナーとして真の強さが求められていると言えるでしょう。

生活力とは、経済的にも精神的にも自立できており、働きながらも家事・育児もこなすことができる能力のことを指しています。婚活市場において、一人暮らしを経験したことがない男性が敬遠されるというのは、炊事・洗濯ができず結婚後は妻に頼ることになるのではないかと懸念されていることが要因です。

生存力とは、トラブルが発生しても冷静に対処できたり、落ち着いて話し合いができる能力のことです。予期せぬトラブルが起きた時でも生き残っていける強さを表しています。

生産力とは、新しいことにチャレンジして生み出していく力のことを指しています。変化の激しい社会の中で、自らのアイデアで切り抜けていく発想力や柔軟性、機転が利くことが重視されています。

パーソナリティ重視のYSK

現代の婚活で結婚相手に求める条件として、「YSK」というキーワードが重視されています。
Yは「優しさ・思いやり(Yasashisa)」、Sは「自然体でいられる(Shizentai)」、Kは「価値観の一致(Kachikan)」の頭文字を取った言葉です。

女性の社会進出が進み、育児をしながら働く女性が増え、「共働き」が当たり前となり、男女が対等に家庭と仕事を分担することが理想とされる傾向があります。

そのような中で、優しさや思いやりがあること、自然体でいられる存在であること、金銭面や生活面での価値観が一致していることは一緒に家庭を作っていくパートナーとして必要な要素だと考えられています。

学歴や職業といった社会的ステータスではなく、人間性や人柄などの内面的な要素が重視されるようになってきています。

【まとめ】

女性が男性に求める理想像は、その時代の社会的背景や価値観の変化を反映しています。
昭和時代は安定と責任感、平成時代は現実的・実用性、そして令和時代は強さと人間性が重視されています。
女性が経済的にも社会的にも自立してきた世の中で、男性に求められるのは人間としての強さや内面の良さになってきました。
自分にとっての理想のパートナー像とはどのようなものか、是非この機会に描いてみてください。

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