こんにちは。共働き希望の方専門の結婚相談所 婚活サロンエンエルアのさくまなおみです。
心理学の中に「認知的不協和理論」という理論があります。
これはアメリカの心理学者レオン・フェスティンガーが提唱した理論で、人間は何か行動した際に、その行動と自分の気持ちに矛盾が生じた場合、その矛盾を解消するために、自分の行動や考え方を変えようとするというものです。
例えば、「人は助けた相手に対して好意を持つようになる」ということが起こります。
困っている相手を助けた場合、その相手を嫌いだと思うと、助けたという行動と矛盾が生じますよね。
「嫌いなのになぜその人を助けたの?嫌いな人なら助けるはずがない」という状態に陥ります。
人間はこのような矛盾した状態を不快に感じるため、それを解消しようとします。
「自分はこの人のことが好きだから助けたのだ」と思えば、気持ちと行動に矛盾は生じなくなります。
このようなことから、人間は自分が助けた相手に対して、好意を抱くようになるのです。
ということは、多少の頼みごとなどの負担は2人の心の距離を縮めるきっかけにもなるということです。
「こんなわがまま言ったら相手に迷惑をかけちゃうかも…」「お願いばかりしたら相手に申し訳ないな」ということを考えて過度に遠慮することは良くないのです。
ちょっとしたわがままを言ってみたり、相手を頼ってお願いをしたりすることは、2人の仲をさらに深めるためのカギになります。
結婚相談所での婚活は短い期間でどれだけ自分が心を開いていけるかが非常に重要です。
遠慮しすぎずに相手を頼ってお願いしてみることで、結果的により仲を深めることに繋がっていきますよ。