こんにちは。共働き希望の方専門の結婚相談所 婚活サロンエンエルアのさくまなおみです。
相手との距離を縮めるためには自己開示をしていくことが効果的であると以前のブログでお伝えしました。
▼自己開示に関するブログはこちら▼
特に、悩みの相談は相手を信頼しているということを伝えるのに効果的です。
また、悩み事を相談することによって「クロージング効果」も期待できるのです。
クロージング効果とは、外部とのつながりを閉じて、2人だけの世界を作ることによって関係が深まっていくという心理的効果のことです。
秘密や悩みを明かしたり、2人だけの思い出を共有する「内側から閉じる」という方法と、周囲に対して交際を宣言する「外から閉じる」方法の2つがあります。
特に、男性は自尊感情が強い生き物です。相手から頼られることで、自分に価値があると思い、嬉しく感じる傾向があります。
効果的な相談の仕方とは?
男性は相手から相談されると、「解決策を提案しなければいけない」「結論を出さなくてはいけない」と考えます。
女性は共感されたい生き物なので、女性同士の場合は悩みや愚痴を共有し、互いに共感し合うことで仲が深まっていくものなのですが、男性の場合はそうではありません。
そのため、漠然とした相談やダラダラと話しているとストレスを与えかねませんので注意が必要です。
女性が男性に相談する時のポイントを4つご紹介します。
最初に内容をはっきり伝える
悩み事のタイトルを提示するようなイメージです。
「ねえ、聞いて欲しいんだけど・・・」という風に話し始めて、話の核心が分からないまま話を続けるのではなく、まず「〇〇のことで相談したいことがあるんだけど・・・」と先に相談のテーマを伝えましょう。
選択肢を作って答えやすい聞き方にする
「どう思う?」「辛いの」などという漠然とした伝え方や聞き方では、男性はなんと返したら良いのか分かりません。
例えば、「A案とB案ならどちらの方が良いと思う?」というように2,3個の選択肢を示して、答えやすい聞き方を心がけましょう。
信頼していることを伝える
「あなただから話せることなんだけど・・・」「信頼しているから話すと・・・」というように、相手が特別な存在だから話しているということを伝えると、男性の自尊感情が満たされ、嬉しくなります。
自分の立場に置き換えて考えてもらう
「もし、あなたが私の立場だったらどうする?」というように聞き、自分の立場を疑似体験してもらうことによって、一体感が高まっていきます。
以上が、男性に相談をするでのポイントでした。
ちなみに男性は悩みをあまり人に相談したがらない生き物です。女性のように「誰かに聞いてもらいたい」という気持ちが比較的少なく、自分で解決したいと思う傾向が強いのです。
ですから、男性が自分から相談してくるまではあまり根掘り葉掘りセンシティブな部分を聞かない方が良いでしょう。
参考文献:「なるほど!」とわかる マンガ はじめての恋愛心理学