こんにちは。共働き希望の方専門の結婚相談所 婚活サロンエンエルアのさくまなおみです。
ケンカというネガティブなことはできればせずに常に仲良くいたいものですが、そういうわけにはいかないこともあります。
ケンカには、自分自身の気持ちを解放して、すっきりとした気持ちになれるという「カタルシス」と呼ばれる心理効果もあります。
心の中に溜まっていた感情が解放されて、清々しい気持ちになれるという効果があるのです。
お互いに不満をずっと抱え込んでおかずに、ガス抜きをするという役割がケンカにはあります。
とはいえ、わざわざ望んでしたいものでもないですし、その後の2人の関係性にしこりが残るようなケンカはしたくないですよね。
今日は、後味のよいケンカにするためのルールを説明します。
相手の言い分に耳を傾ける
自分が一方的に発言するのではなく、相手の主張もしっかり聞くようにしましょう。
思わず言い返したくなることもあるかもしれませんが、一旦相手が話終わるまで、しっかり耳を傾けることが大切です。
“人格”ではなく”行動”に言及する
人格を否定するようなワードは禁止。「最低」「冷たい」「性格が悪い」そのように感じたのは、相手のどのような「行動」からそう思ったのかを考え、「行動」の部分にフォーカスするようにしましょう。
その時の一つの行動によって相手の人格を決めつけるような発言や、他の人と比較して侮辱するような発言も×。
“攻撃”ではなく”気持ち”を伝える
そして、相手の行動を責めたり、批判したりと”攻撃”することを目的にするのではなく、その行動をされてあなたはどのような気持ちになったのかという感想を述べましょう。
「〇〇をされて辛かった」「〇〇をしてくれなかったことで寂しかった」というような表現でその時のあなたの気持ちを伝えましょう。
お互いに仲直りの言葉を
「言い過ぎてごめんね」と仲直りの言葉を伝えることによって、後味のよいケンカになります。
仲直りをしたら、最後は握手する、ハグするなど2人の中で仲直りの印を決めておくのもよいですよ。
なんとか切り替える
そして、仲直りの言葉や行動で締めたなら、その後もケンカを引きずっているような態度や顔の表情はやめましょう。
すぐに明るくハイテンションにとはもちろんいきませんが、不貞腐れた態度をいつまでも取られると印象は悪いです。
できるだけ気持ちを切り替えて、なんとか通常モードに持っていけるようにしましょう。
まとめ
以上が後味のよいケンカにするための5つのルールでした。
「ケンカするほど仲が良い」という言葉もありますし、ケンカをしても受け止めてもらえるという安心感や相手への信頼があるからこそケンカができるものです。
ケンカをきっかけにお互いのことをさらに分かり合えるようになるかもしれませんので、相手を傷つけずに自分の気持ちをしっかりと伝える「後味のよいケンカ」にしましょう。
参考文献:「なるほど!」とわかる マンガ はじめての恋愛心理学