こんにちは。共働き希望の方専門の結婚相談所 婚活サロンエンエルアのさくまなおみです。
相手に好感を与えるのに相槌が良いということは以前にお伝えしましたが、より効果的な相槌の仕方についてご紹介します。
誰でもすぐに実践できる!好印象を与えるコミュニケーション
コミュニケーションが得意でない方でも簡単にできる鉄板ツールについてご紹介します。
【実験】
ある日本人の心理学者が相槌に関する心理実験をしました。
話し手役と聞き手役の被験者を用意し、話し手役の人物にはある文章を読ませました。
聞き手役は「、」や「。」が出てくる箇所で相槌を入れてもらうよう指示をしました。
そしてその後、話し手役に聞き手役を評価させました。
【結果】
うなずく箇所
- 話の区切りが良い部分だけうなずく場合
- 区切りがあまり良くない部分だけでうなずく場合
区切りが良い部分でうなずく場合が◎
これは当然区切りが良いところでうなずく方が良いというイメージ通りの結果になりました。
うなずく頻度
句読点の12%,40%,80%とうなずく頻度を変更して比較
◎…句読点の40%の頻度
○…句読点の12%の頻度
×…句読点の80%の頻度
うなずきすぎるケースのは、全然うなずかない時よりも評価が悪かったそうです。
頻度が12%のうなずきでも「区切りが良い部分でうなずく」場合は40%のうなずきと同じくらいの高評価を得たそうです。
相槌は回数よりタイミングの方が重要であると言えそうです。
話している人に好印象を持ってもらうための聞き方のコツは、話の区切りを意識するだけではなく、以下のような点も大切です。
- 相手がこちらに顔を向けた時
- 相手がこちらに視線を向けた時
- 相手が身体を前傾姿勢に傾けた時
- 相手の身体の動きに変化があった時
このようなタイミングは話し手が特に注目してほしい、伝えたい、聞いてほしいと思っていることが多いので、そのタイミングで相槌を打つようにすると良いでしょう。