
こんにちは。共働き希望の方専門の結婚相談所 婚活サロンエンエルアのさくまなおみです。
前回はメラビアンの法則にそったお見合い時チェックリストの女性編をご紹介したのですが、本日はその男性編をご紹介します。(「【メラビアンの法則】に基づいたお見合い時のセルフチェックリスト〜女性編〜」の内容はこちら)
メラビアンの法則とは
メラビアンの法則とは、アメリカの心理学者アルバート・メラビアンによって提唱されたもので、コミュニケーションには、視覚、聴覚、言語による情報があるとし、その比較実験から資格の重要性を示した心理法則です。
メラビアンは人が視覚(Visual)、聴覚(Vocal)、言語(Verbal)から得られる情報のうち、どの要素がどのくらい優先されるかということを検証しました。
その結果、コミュニケーションには、視覚情報が55%、聴覚情報が38%、言語情報が7%という割合で影響しているという法則を導き出ました。
視覚情報(55%)

見た目・雰囲気
ひげ・眉毛・鼻毛
- 髭の剃り残しはないか
 - 鼻毛は出ていないか
 - 眉毛は整っているか
 - 爪は切ってあるか
 - 顔に汗や脂が目立っていないか
 
髪型
- 伸びすぎていないか
 - 寝癖はないか
 - ふけや匂いなどはないか
 - 前髪が目にかかっていたり、だらしない状態になっていないか
 - 脂っぽくなっていないか
 - 髪を立たせすぎていないか(ビジネスの場でもおかしくないような髪型で)
 
靴・持ち物
- 革靴は履いているか(スニーカーやサンダルはNG)
 - 靴に汚れはないか
 - バッグが汚れていないか
 - バッグはリュックサックやセカンドバッグにはなっていないか
 - 靴、服、バッグの色はマッチしているか
 - 靴下は目立たない色になっているか(黒や紺)
 - 靴下はくるぶしソックスではなく、スーツ用の靴下になっているか
 - ハンカチ、もしくはハンドタオルを持ったか(汗を拭いたり、お手洗い後の手拭き用)
 
服装
- ジャケットスタイルか
 - ほつれや汚れはないか
 - シワはないか
 - 臭くないか(汗臭さ、生乾きの臭い)
 - サイズ感は合っているか(パツパツでもダボダボでもない)
 - ホテルのラウンジに行くのに恥ずかしくない服装になっているか
 
表情・目線
- 笑顔でいるか
 - 明るい表情でいるか
 - 相手と目線を合わせているか
 - 優しい視線で見ているか
 
姿勢・態度
- 猫背になっていないか
 - 椅子に浅く腰掛けすぎて横柄な感じに見えていないか
 - 相槌や頷きをして共感や関心を示しているか
 - 相手の話を遮らずに、耳を傾ける態度か
 - つまらなそうな態度をとっていないか
 
聴覚情報(38%)

声・話し方・口調
- 聞き取りやすい声量か
 - 通りやすい声の高さか(元々低い声でもできるだけ相手に伝わりやすい高さを心がける)
 - 適切なスピードで話せているか(早口すぎない)
 - 抑揚のある話し方か
 - はっきりとした分かりやすい口調か
 - 威圧的な話し方をしていないか
 
言語情報(7%)

話の内容
- 相手が答えやすい質問の仕方をしているか
 - 分かりやすく話せているか
 - 質問に対する答えになっているか
 - 周りくどい言い方をせず簡潔に質問したり回答できているか
 - プライバシーに踏み込む質問はしていないか
 - 話の流れや文脈に沿った質問や受け答えをしているか(唐突な話題変更になっていないか)
 - セクハラになるような容姿についての発言などをしていないか
 
以上が、メラビアンの法則の要素に則して作成したお見合い時のセルフチェック項目でした。
お見合い前に見直したり、お見合い後に上記のような項目を実行できたかの振り返りをするために活用してみてくださいね。
メラビアンの法則は誤解されていることも多い
世間一般的には誤解されているのですが、メラビアンの法則では「見た目が大事」や「話の内容より第一印象の方が重要」と言っている法則ではありません。人がコミュニケーションと取る上で、視覚・聴覚・言語情報が55%,38%,7%の割合で影響すると示しているだけです。
これが意味することは、例えばお会いできて嬉しいと言っているのに顔が無表情で嬉しくなさそうだったり、楽しいといいながらつまらなそうな態度をしていると、相手が混乱しかねません。その際の判断で優先されるのが視覚や聴覚からの非言語的情報であると言われています。
そのため決して話の内容がどうでも良いということではありません。
見た目だけではなく、話し方や伝える内容も非常に重要なので、お見合い時にお相手と話すときにはしっかりと意識をしておきましょう。


