こんにちは。共働き希望の方専門の結婚相談所 婚活サロンエンエルアのさくまなおみです。
今日は、育休後アドバイザーの資格を保有している代表カウンセラーの私から、共働き夫婦が上手くいくコツについてお話ししていきます。
1.「ありがとう」と伝える
何よりも大切なのはお互いに感謝の気持ちを持ち、それを言葉にして伝えると言うことです。
その言葉を言われるだけでも、やってもらって当たり前とは思っていないんだなと感じるんですよね。
また、作ってもらったご飯を食べる時には「いただきます」や「ごちそうさま」の挨拶は必ずすること。
そして、淡々と食べるのではなく、ご飯についてのコメントなどもすると、作った側としてはやりがいを感じるものです。
2. 相手の家事のやり方に文句を言わない
相手に託した家事については、そのやり方や完成形がイマイチだったとしても、いちいち細かくやり方について指摘されたり、文句を言われると、言われた側はやる気を失い、「そんなに文句を言うなら自分でやればいいのに」という気持ちになってしまいます。
どうしてもここはこのようにやってほしい!という部分がある場合には任せる前に明確にやり方を説明しておくようにしましょう。
そして、ちょっと気になるところがある場合にも、やってくれたことに対しての感謝の気持ちを伝えた上で、相手の様子を伺いつつ、ポイントを絞って伝えてみましょう。
いきなりいくつもダメ出しをすると機嫌を損ねてしまう可能性があるので注意が必要です。
3. お互い助け合うスタンスでいる
例えば夫婦で話し合って、家事の種類ごとに役割を決めたり、曜日ごとに分担をしたりするケースもあります。
一旦それを決めても、仕事の繁忙期などで分担されている家事がこなせなかったりすることも出てきます。
そのような時に、これは「そっちの担当の家事でしょ」というスタンスで自分の役割外の家事をやるのは癪だと感じてしまうのは残念です。
相手が忙しかったり、できないタイミングの場合は柔軟に対応するようにし、お互いに協力し合い支え合うというチーム体制でやっていきましょう。
4. 自分だけの聖域を作らない
家事の内容によっては向き不向きもあるかもしれませんが、自分だけの聖域(の家事)を作らないことが大事です。
「台所は女の城」という言葉が昔はあり、キッチンに男性を踏み入れさせたくないという女性が30代でもいまだにいらっしゃって驚くことがあります。
女性では高くて届かない場所にある換気扇の掃除などは男性にやってもらうなどはあり得ますが、基本的には全ての家事がどちらともができた方が便利ですよね。
将来子供を授かりたいと思っている人はこの「自分だけの聖域(の家事)を作らない」ということをより頭に入れておいてほしいです。
例えばお子さんが産まれると、家事に加えて育児のタスクが上乗せされます。
その時にママが授乳をしている間にパパがご飯を作ってくれている、そうすれば非常にスムーズに家庭が回ります。
ミルクであればパパでもあげられますが、母乳育児にする場合は授乳はママしかできず、その間は完全に手が塞がってしまいます。
新生児の時期などは一日のうちのほとんどの時間が授乳と言って良いくらい授乳に時間が割かれるため、家事全般をパパができる状態だと非常に楽です。
5. 完璧を求めない
完璧を求めないことも大事です。
毎日必ず掃除機を掛ける、シンクの食器は絶対に洗ってから寝る、健康のために自炊をする、そのように自分なりのルールを決めて完璧を追求すると、結果的に夫婦間の仲、自分自身の精神を追い込んでいくことに繋がりかねません。
「今日は面倒臭いからやらなくていいか」「明日でもいいか」「ザッと適当にやっておいて、時間がある週末に丁寧にやればいいか」という楽観的な思考を持つことも大切なのです。
女性側へのアドバイス
「察して」をやめる
基本的に男性は「察する」ことが苦手な生き物だと言われていますよね。
そのため、してほしいことはしっかり言葉で伝えるようにしましょう。
『何で私ばっかり!』『こんなに忙しそうにしているのに気づかないの?』『大変そうだってことが見て分からないの?』と一人でモヤモヤしながら家事をこなす・・・そしてどんどんストレスを溜め込んでいくという最悪の状態に陥ります。
そうなる前に自分から相手に何をしてほしいと思っているのかを伝えるようにしましょう。
言葉尻を捕らえてイライラしない
よく「何か手伝おうか?」と言ってくる夫に腹が立つという話を聞きませんか。「手伝う」という言葉が、家事はメインが妻で、夫である自分はあくまでサポート役と思っているように感じてしまい、自主的ではなく受け身のスタンスでいる夫にイライラしてしまうのです。
でも、一旦それは置いておいて、やろうという気持ちになっているという点だけに目を向けませんか?
正直、「手伝う」という言葉を使われようが、最終的にはやってくれればそれでいいのです。
いちいち言葉尻を捕らえて自主性が足りないと妻からイライラされるよりも、「ありがとう!助かる!」と嬉しそうな表情で家事を任された方が頼りにされていると感じて、夫側も前向きな気持ちでできると思いませんか。
男性側へのアドバイス
自分だけがスマホを触っていないか
家でくつろいでなんとなくスマホを触っている、そんな時にふと奥さんが何をしているか見てみると家事をしていたりしませんか。
「自分は家事をやっているのに夫はダラダラしている」そのような状態が奥さんを苛立たせます。
一つの家事を二人でやるのは逆に効率が悪いこともあるので、他の家事で今できることがないか探してみましょう。
家の状況全体に目を向けて、自分に何かできることはないかと観察することが大事です。
Happy wife, happy life
英語の有名なフレーズに「Happy wife, happy life」という言葉があります。
直訳すると、「幸せな妻、幸せな生活」。
つまり、奥さんがハッピーだと、家庭がハッピーになるよ!ということです。
幸せな結婚生活を送るためには何よりも奥さんがハッピーであることが最大のカギなのです。
ですから、いつも感謝の言葉を伝えたり、感謝の気持ちにスイーツや贈り物をしたり、2人で過ごす時間を作ったり、奥さんが喜んでくれるハッピーな状況を作れるようにしていきましょうね。