こんにちは。共働き希望の方専門の結婚相談所 婚活サロンエンエルアのさくまなおみです。
今日はお酒を飲む人・飲まない人の婚活、結婚をテーマにお伝えします。
お酒を飲まない人が増加中!
現代では特に若者を中心にお酒を飲まない人が増えてきていると言われています。
自分の心身の健康に配慮し、あえて飲酒をしない、もしくは、飲むとしても少量を楽しむライフスタイルのことを「ソバーキュリアス」と呼びます。
ソバキュリアスとはSober(しらふ)とCurious(好奇心が強い)を組み合わせた造語で、またそれを実践している人のことを「ソバキュリアン」と呼ぶこともあるそうです。
厚生労働省の令和元年 国民健康・栄養調査報告によると、20代の92.2%、30代の82.8%は飲酒習慣がないと答えています。
男女で見ると、女性では20代が96.9%、30代が88.9%、男性では20代が87.3%、30代は75.6%が飲酒習慣がないと回答しました。
年代が高い層ほど飲酒の習慣があると答えた人の割合が多くなっています。
※「飲酒習慣のある者」とは,週に3回以上飲酒し,飲酒日1日当たり1合以上を飲酒すると回答した者。
(厚生労働省 令和元年 「国民健康・栄養調査報告」)
お酒を飲む人・飲まない人の成婚率は?
では、お酒を飲む人、飲まない人で成婚率に差はあるのでしょうか?
こちらは2022年6月に発表されたIBJの2021年度版成婚白書の飲酒の有無と成婚率の関係を示したデータです。
このデータを見ると、お酒を飲む人の方が飲まない人に比べて成婚率が高いことが分かります。
お酒を飲むと自然と2人の会話が増え、デートが盛り上がることが多いからなのでしょうか。
飲まない人と結婚するメリットはたくさん
お酒を飲む人は「お酒が飲める人」を結婚相手に求める条件として挙げることが結構あります。
結婚したら夫婦で一緒にお酒を楽しみたいという思いから条件として考えているのだと思います。
実際、私は以前に自分の友人(女性)を知り合い(男性)に紹介したことがあるのですが、私の友人は「お酒を飲まない」タイプ、そして知り合いの方は「普段からお酒をよく飲む」タイプでした。
そして、結果としては、男性から「パートナーはお酒を飲む人が良いので合わない」ということでお断りされてしまい、ご縁はつながりませんでした。
ただ、相手がお酒を飲めないないことだけでお断りするのはとても勿体無いことです。
お酒を飲める人同士の結婚は一緒にお酒を飲めるという点が良いところではありますが、実はお酒を飲まない人と結婚することでこのようなメリットがあります。
- お酒代、飲み会代が掛からない
- パートナーが飲みに行って不在になることがないため、夫婦で一緒に過ごす時間が増える
- 自分もお酒を控えるきっかけになる
- 外出先で自分がお酒を飲んだ時に、パートナーが車を運転してくれる
- 妊娠中や授乳中のストレスがない
将来、お子さんを望んでいるカップルにとっては、一番下の項目に記載した「妊娠中や授乳中のストレスがない」は大きな利点です。
よく耳にするのが、奥さんがお酒を飲む人の場合、妊娠中や授乳中にお酒を飲めないことがストレスになるということです。自分は飲めないのに、目の前で旦那さんがお酒を飲んでいる様子を目にすると腹が立つという話をよく聞きます。
その点、奥さんが元々飲まない人なのであれば、旦那さんだけがお酒を飲んでいても気になりません。
逆に、奥さん側がお酒を飲む人で、旦那さんが飲まない人の場合は、奥さんが妊娠中・授乳中飲めない状況に置かれても、旦那さんは飲まないのでストレスになりません。
飲めずにイライラしまう本人、そのイライラをぶつけられる旦那さん側、それがないので、お酒を飲まないことは両者にとって良いのです。
お酒を飲まない側の心得
私はお酒を飲めないので、飲酒の習慣がありません。一方、私の夫はお酒が好きなので、飲みに行ったりすることもありますし、家でも毎日ではないですがお酒を飲みます。
「飲まない妻」×「飲む夫」という組み合わせの夫婦なのですが、お互いに比較的ストレスなく生活ができていると感じています。
というのも、私はお酒は飲めないものの居酒屋に行ったり、居酒屋メニューは好きなので、烏龍茶やソフトドリンクを飲みながら、お酒を飲む夫に合わせてご飯が食べられます。
自分がお酒を飲まないにしても、お酒を飲む場を一緒に楽しむというスタンスは大事かもしれません。
お酒を飲む側の心得
次にお酒を飲む側の心得です。
お酒を飲めない人にとって、しらふの状態で泥酔した人を相手するのは正直面倒なものです。
何度も同じ話を繰り返しされたり、歩けなくなるほど飲んだ人の介抱を毎回させられるとうんざりしてきます。
ですので、決して飲みすぎず、程よい量を嗜むこと。それを心がけることが大事です。