「人をなかなか好きになれない」「いい人がいない」と思う心理的メカニズム

「いい人がいない」と思う心理的メカニズム

こんにちは。共働き希望の方専門の結婚相談所 婚活サロンエンエルアのさくまなおみです。

「自分はなかなか人を好きになれない」「ときめくような人が現れない」「そもそも人に恋をするという感覚を忘れてしまった」など人を好きになれずに悩んでいるという人が最近増えてきています。

この現象は現代が情報化社会であるということに起因しています。

目次

人を好きになりにくい現代社会

SNS発達のイメージ

私たちは何かの物事をジャッジする際、周囲と比較をします。これを「社会的比較理論」と言います。物事に対して絶対評価できる人というのは少なく、たいてい人は”誰か”と比べたり、”何か”と比べることで、相対評価をして決めています。

情報過多な現代社会においては、人を判断するときの比較対象がとても多くなってしまいます。
TVやインターネット、SNSなどで、様々な「イケメン」や「いい男」、「美女」や「可愛い女性」を目にすることができます。

数十年前まではイケメン、美女を見られるのは主にTVでした。その時はTVの中の世界の人、として自分たちの生きている世界とは違う世界の人と比較的分けて考えられるような状況でした。

しかし、現在ではSNSが非常に発達し、アイドルや俳優だけではなく、一般人の中でも美男美女を発見することも多いですよね。(実際、かなり加工して美女になっているという人も多い現実はありますが・・・)

そして、目が肥えた現代人は、自分たちの身の回りにいる人を必要以上に低評価を下すようになってしまうのです。

恋愛力をアップさせる方法

ハート

とはいえ、「いい男がいない」「なかなか人を好きになれない」と嘆いているだけでは何も状況は変わりません。自ら恋愛体質にしていく必要があります。

ファッションを変えてみる

ファッションを変えてみることが恋愛モードになるきっかけになる可能性もあります。

好きな人ができない原因の一つに「自己評価が低い」ことが関係しているケースもあります。
「自尊理論」という、自己評価の高い/低いによって、周りへの評価も変化するという理論があるのですが、自己評価が低いと「どうせ自分なんて・・・」と考え、恋愛から遠ざかることがあります。

そのように自己評価が低い人はファッションを変えてみることで、新たな自分に変身でき、自分に自信が持てるようになるかもしれません。

以下のような取り組みがオススメです。

  • 店員さんにオススメの服を聞いて、ファッションを変える
  • 美容院に行き、髪型を変える
  • メイクレッスンを受けたり、Youtubeのメイク動画などを見て、メイクを変えてみる
  • 普段は付けない人もアクセサリーをつけてみる
  • 雑誌などで憧れのモデルや芸能人のコーディネートを真似してみる

異性と会う機会を増やしてみる

まずはあなたの身体を恋愛モードに切り替えられるように取り組む必要があります。

ある程度の目安を決めて、例えば週に一回は異性と食事に行く、など異性と一緒に過ごす時間を持つことで次第に恋愛する自分という感覚を呼び起こすようにします。

すでに結婚相談所で活動している人であれば、毎週●人とお見合いをする、という目標を立てましょう。

「OK」レベルの人を見つける

「好き」「素敵!」「かっこいい!」と絶賛できるレベルではなくとも、「嫌じゃない」と思えるOKレベルの人を見つけてみましょう。「生理的に受け付けない」というレベルではない異性なのかという判断をしてみてください。

「一緒に食事をしても良いかな」「隣で歩いても嫌ではない」と思える人を見つける努力をしましょう。

結婚相談所で活動している人は、お見合いした相手の中でその判断をできます。
結婚相談所で活動をしていない人は、まずは電車や街中にいる人の中から見つけてみましょう。

異性の良いところを見つける

どんな人でも、お会いした時にその人の良いところを最低でも1つは見つけるようにしてみましょう。
外見でも内面でも構いません。そうすると、プラスの感情が生まれやすくなると言われています。

結婚相談所で活動している人は、お見合い相手の良いところはどこだったか、お見合い後のお返事の際、担当のカウンセラーに言語化して伝えてみましょう。

以上がご自身を恋愛モードに切り替えていくための方法です。試してみてくださいね。

参考文献:「なるほど!」とわかる マンガ はじめての恋愛心理学

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